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MHz Blog

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"Hz Interview" Richard Devine

MUSIC CDandVinyl

Hz Blogにて新しく企画をスタート!

記念すべき最初のインタビューは、
奇才エレクトロニック・ミュージック・アーティスト「Richard Devine」!

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彼は「Autechre」と並びエレクトロニカIDM等のジャンルのパイオニアとして、
2000年代の電子音楽シーンを代表する天才と言われています。

90年代後半から作品を発表しており、「Aphex Twin」や「East Flatbush Project」の
リミックスで頭角を表し、2000年に「Schematic Records」と「WARP」から同時リリースされた
「Lipswitch」で人気を確立。

そして、2003年に発表されたエレクトロニック・ミュージック界における
超名盤アルバム「Asect:Dsect」で圧倒的な存在感を知らしめました。

その他にも、「Sublight Records」から発表された「Cautella」や
Jimmy Edgar」とのスプリット作など、発表する作品全てが唯一無二かつ、
一歩も二歩も先に進んだ電子音楽をクリエイトし続けています。

彼が作り出したカオティックかつグルーブのあるグリッチビートやサウンドスケープの手法は、
IDM/エレクトロニカ/ブレイクコアジャンルのアーティストに多大な影響を与えており、
彼が音楽シーンに与えた影響力は凄まじいものです。

近年では、映画音楽やテレビCMなどのサウンドデザイン、
Reaktorのソフト開発やモジュラーシンセを使ったライブパフォーマンスなど、
活動の場を広げるのみならず、2012年には久々のアルバム「RISP」を発表。

昨年には「TOKYO FESTIVAL OF MODULAR 2014」で約12年ぶりに来日し、
モジュラーシンセを使ったパフォーマンスで集まった多くの観客を魅了しました。
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今回のインタビューでは、音楽的なルーツから、彼が多くの作品を発表しているレーベル
Schematic Records』との出会い、使用機材やソフト開発などについてお聞きしました。


Q1, 出身地を教えてください。生まれも育ちもアトランタですか?

A. 生まれは、ミズーリ州のセントルイス郡。

8歳で、父親の仕事の都合でアトランタに引越したから、アトランタ育ち。
正確に言うと、アトランタじゃなく、ジョージア州ロズウェルという郊外育ち。


Q2, 幼少期の頃を教えてください。ピアノを習ってたそうですが、
始めたきっかけは?
クラシック音楽を学ばれたそうですが、学んだ事は今の貴方のエレクトロニックミュージックに反映されていますか?

A. 僕がピアノを始めたのはかなりの幼少期で、最初はピアノはそんなに楽しくなかったな。

まずは、譜面を見ながら弾く方法を教わって、それから耳で聞いて弾く方法を習って。
約8年間、クラッシックのピアノを練習した。

でも、ピアノの演奏からは多くの事を学んだね。
スケールやノーツ、ハーモニックの構造やタイミングとか。
ニュアンスを選んで、そこにタイム要素をのせて弾くこととか。

ピアノ以外の形態の音楽を理解してから、初めて自分がピアノから多くを学んでいたことに気がついたんだけど。
クラッシック音楽を通して、僕は基本的な作曲やアレンジの技法を学んでいたんだ。
けどまぁ、僕が最近やっている音楽からはそんな印象は受けないだろうし、あまり伝わらなそうだとも思うけど。


Q3, どんな音楽を聴いて育ちましたか?今までに最も影響を受けたアーティストを教えてください。
10代の頃はスケーターだったそうですが、スケートを始めたきっかけを教えてください。
スケート・パンクやハードコアの音楽やシーンにも影響を受けていますか?

A. うん。僕はスケーターだった。だから初期のパンク/ハードコア/スラッシュ/メタル/ヒップホップとか、
SK8カルチャー系の音楽ばかりを聞いて育った。

初期の「MINOR THREAT」とか、「Fugazi」に相当のめり込んで、「BLACK FLAG」ってバンドも聞き始めた。
音楽ってのは、何てエネルギッシュでDIYで新鮮なのかと思ったね。

この頃から、異なるタイプの音楽も探すようになって、ヒップホップをかなり聞いた。
De La Soul」や、「Eric B. & Rakim」、「Public Enemy」にドはまりして、
この時点でどんどんインダストリアルや初期のエレクトロニカに踏み込んでいった。

新たに面白い音楽を見つけたくて探し続けた。そして、「Morton Subotnick」や「John Cage」の作品を発見した。
こんな音楽が全部、僕が聞いた時点で既に30年以上前に作られていたなんて、と自分にとっての大きなターニングポイントになった。


Q4, あなたの音楽からは、メガストラクチャー(巨大建造物)で構成される風景や、
仮想空間に生息する知的生命体のような世界観を連想します。
作品を制作する際に、建築や都市を構築するようなイメージはあるのでしょうか?
また、影響を受けた作品などはありますか?

A. 僕は常に、視覚の世界と音楽はとても密に関係していると思ってる。
ビジュアルアーティストの作品や自然や建築からよくインスパイアされる。

有機的パターンを見つけるのが好きで、それらのデザインの原則を音楽のパラメーターに割り当てて、
その音を聞いてみたりもする。

映画については、昔から映画好きだ。多種多様な監督の作品からインスピレーションを受けてる。
例えば、アレハンドロ・ホドロフスキーデビッド・リンチテリー・ギリアム
そして、僕が大好きな宮崎駿


Q5, 貴方が最初に使用した機材は何だったのでしょうか?
初めて楽曲を制作したのはいつ頃ですか?

A. 最初に使い始めたのは、初期のアナログドラムマシーンとシンセサイザー
ローランドのTR-909と808だ。あとは、TB-303とMC-202。そしてRoland SH-101。
初めての楽曲制作に使った機材はこれだけだった。

ちなみに初期の頃の何曲かは、大体がアシッド系のトラックだった。
Rephlex records」と始めの頃の「Aphex Twin」にものすごく影響を受けてた。
初めて楽曲を制作したのは、1990年から1992年にかけて。後々、Roland Jupiter-4, 6やArp-2600 modularも入手した。


Q6, Richard Devineのデビュー作は95年の「Sculpt(TAPE 005)」となっていますが、正しいでしょうか?それ以前にも作品はリリースされていましたか?Sculptがリリースされた経緯を教えてください。

A. それ以前にも、レコードをたくさん出してたよ。
例えば、本当に本当の最初のは「Drop Bass Records/Six Sixty Si」のインプリントだったし。
実験ハードコア系のレーベルで、2000枚限定のプレスだった。
瞬く間に完売したから再プレスされたけど、またすぐに売り切れちゃった。

その後、「Xylophone Jones」から「Wamdue Kids」と一緒の2トラック入りのアシッドのEPレコードをリリースした。
そして、「Sidereal Records」からデトロイトテクノに影響された楽曲をもう一枚リリースして、
「Woody Mcbride」のレーベルである「Tape Records」から3枚組でリリースした。

僕はジェフミルズの初期の作品と、リッチーホーティンに凄く影響を受けてた。
出始めた当時のミニマルデトロイトサウンドがとにかく気に入ってて、当時はそれ系のレコードばっかり聞いてた。
それで、自分が聞き倒せるような楽曲のコレクションを作りたかった。
だから、当時はそんな思いでリリースしてた。

複雑な音楽をもっともっと知りたかった(例えば、ベーススタイル系の実験IDMとかね)。
あの当時、電子音楽の中でそういうのが一番気に入ってたから。
だから、細かいことは抜きにしてとにかくいろんなレーベルから、
自分のIDMスタイルの楽曲をリリースしていったんだ。


Q7, 2001年にアルバム「Aleamapper」、さらに「Lipswitch」、2003年に「Asect:Dsect」をSchematic Recordsから発表されていますが、Schematicとの出会いは?

A. 1996年と1997年のウィンター・ミュージック・カンファレンスで、
Schematic Recordsの「the Romulo Del Castillo」と「Josh Kay(Phoenecia)」に出会った。

正しくは、そこでやってたAutechreのライブで全員出会ってる。
自分と好きな音楽が同じ人に出会えるように、わざとR&S時代のAphex TwinTシャツを着ていった。
そしたら運良く、すぐに彼らが話しかけてきた。僕同様Aphex Twinの大ファンだったんだ。
しかもその後、アトランタの僕の家まで飛んで来てくれた。それ以来、本当にずっと良い友達だ。

彼らは、僕の初となる正式なEPを世界リリースした。
それが、SchematicのSCH-005「Richard Coleman Devine」だ。

その後も、数多くのEP、アルバム、リミックス、コンピを出し続けた。
音楽をリリースしてはツアーしてて、素晴らしい時期だった。今だにJosh Kayとは毎日話してる。

Richard Coleman Devine EP

asect:dsect


Q8, 2000年初頭、IDMなるものが台頭してきたように思います。「Machinedrum」、「Otto Von Schirach」、「Hecker、Jan Jelinek」、「Kit Clayton」、「Deadbeat」などのアーティスト達が現れて、IDMというジャンルが確立され始めてきた頃だったと思うのですが、当時、貴方はこの周辺のアーティスト/ジャンルに共感していましたか?

当時(2000年初頭)、貴方は「IDM」というジャンルの中で紹介される事が多かったと思います。当時を振り返って「IDM」のムーブメントをどう思いますか?

A. 列挙されてるアーティスト達は、僕も大好きだし、皆良い友達だよ。
そして僕は、初期のIDMも、現在のIDMも大好きだ。

最近のアーティストで好きなのは、「Grischa Lichtenberger」、「Jon Hopkins」、「Actress」、「Atom TM」、「Vaetxh」、「LoopsHaunt」、「The Haxen Cloak」、「Holy Other」、「Valance Drakes」。

「Detroit Underground」というレーベルの、ニュースクール系のIDMアーティストにも良いアーティストがたくさんいるよ。日々、驚く様な新しいアーティストがたくさん出てきてる。

ツールとテクノロジーによって、音楽は新しい段階に進んだ。聞いててとてもドキドキするね。
今だにどんどん力強くなっているってことによって更にインスパイアされるし、僕にとっても非常に幸せなことだ。


Q9, 2005年にリリースされたアルバム「Cautella」では、以前に比べてACIDサウンドが取り入れられ、
ダンスミュージック的なアプローチも導入されています。何か心境の変化があったのでしょうか?

A. そうそう。Cautellaの時期はアシッド系のトラックを随分作った。
今は、別のツールやインストゥルメンツを使って当時の曲をリリースしたいと思ってる。
その中で、昔使ってたアナログ機材とのちょっとした違いも表現したいんだ。
当時の曲は、もう既に全部パソコンに入れて作り直してる。あとは、ライブプレイ用の曲をもう何曲か録りたいね。

Cautella

Q10, Aphex Twin坂本龍一、Kero、Herbert、Enduserなど、様々なジャンルのアーティストにリミックスを提供されてますが、リミックス制作において大事にしている事はありますか?

貴方の音楽では声(映画やTVからのセリフ)や定番のブレイクビーツなどをサンプリングする事がほとんど無いですが、曲作りにおいて何かルールなどはありますか?

A. リミックスの際は、何かを少しだけ変えるようにしてる。他人の見解を受け継ぐのが好きでね。
リミックスは楽しいし、大好きだ。

例えば、声やテレビの音の録音なんかはしない。
アーティストがくれた音だけを使う。オリジナルトラックからの最小限の要素だけを使うのが良いと思うんだ。
そして、そのミックス作業自体を僕からの要素と見なす。

Come To Daddy (Richard Devine Trapezoid Mix)


Q11, 作曲の際にルールはありますか?

A. 作曲方法に関して、特にルールは無い。どの曲も違ったプロセスからバラバラに作り始める。
単純に、昆虫や空気の音のフィールドレコーディング素材から曲を作り始めることもあれば、
パソコンやハードウェアでプログラミングしたビートから作り始めることもあるし、
モジュラーシンセのパッチで面白いシーケンスをつくることから始めることだってある。

制作の始め方に正しいも間違いも無いからね。
とにかく、自然と出来上がったことを続けていくのみ、という感じかな。


Q12, 2012年にリリースされた12インチレコード、そしてアルバム「Risp」について教えてください。

前作から長いブランクがありましたが、制作はいつ頃から開始されましたか?
「Risp」で使用された機材を教えてください。
「Risp」にはテーマ/コンセプトなどはありますか?
アルバムには「Balkansky」、「Loops Haunt」、「Vaetxh」、「Drumcell」がリミックスで参加していますが、彼らを選んだのは貴方ですか?

A. RISPのレコーディングを始めたのは2010年。
そもそも、これは新しいモジュラーシステムのレコーディング集だ。

本当に全然リリースするつもりは無かったから、アイデアを集めた物+α程度のものだったんだけど、
デトロイトアンダーグラウンドレコーズにリリースを打診されて同意した。

基本的には、モジュラーシンセのジャムを数年間に渡って録りためた音源だ。
未発表音源は、まだまだたくさんある。

根本のテーマは、制作にコンピューターによる音は入れないことで、
アナログ機材とモジュラーだけを使うこと。
そして、どの音もパッチアイデアの中に組み込まれていること。
パッチは、自身で制作した独自のパッチであること。
音楽を再生成するのは、基本的に電気だけであること。
非常に有機的に合成された音のアルバムにしたかったんだ。

アルバムのリミキサーは全員自分で選んだ。僕が心から讃える音楽を作る友人に頼みたかった。
やぁ、あれは面白かったな、また将来やりたいね。

Risp


Q13, 最近の音楽ジャンル(ダブステップ、トラップなど)に興味はありますか?
最近のアーティストでメジャー、アンダーグラウンド問わず好きなのは?

A. 最近の新しい音楽の中にも、かなり好きなのがあるよ。最近のダブステップとか、トラップやJukeとかね。
「Rustie」、「Hudson Mohawke」、「TNGHT」が好きだ。
各アーティストの個性や新鮮さが良いと思う。


Q14, Reaktor専用音源「GrainCube」や「Richard Devine Sound Set」などの開発もされていますが、
ソフトを制作するきっかけとなった出来事は?

ソフトを開発する作業というのは、どんな工程で進んでいくのでしょうか?

A. 僕は、サウンドデザイナーやミュージシャンが新たに音を作り出せるようなインストゥルメントを世に送りだしたかった。
僕が提供する音を使ったり、僕のインストゥルメントをプロセスしたり操作することによって、
独自の音を作ってほしかった。

それを使えば、あまり苦労しなくても、動作や変化を生成できるような何かを作りたかった。
そんなインストゥルメントをNIのReaktorに盛り込んだ。

その結果、僕はReaktorやCyclin74’s Max/MSPを使い倒してる。
そもそも自分のサウンドデザインワークの手伝けになるインストゥルメントをカスタムするのが好きだからね。

現在は、主にサウンドデザイナーとしてフルタイムで働いてるんだけど、
結局かなりの音のセットやパッチを自分の仕事のために作ってしまっている。

あと、テレビ、映画、テレビゲームの音の仕事もしてて、
人々が僕の音を現実社会でどのように扱っているのかを聞くのが面白い。

特に必要性がない限り、ソフトウェアのデザインはしてないよ。
何らかの問題を解決する時、又は、何かしら特定のタイプの音を作る時、僕は何かをデザインする。
だから、自分の状況をサポートするのがきっかけでツールを作ることが多い。



Q15, 現在の制作環境に関して教えてください。楽曲制作などは自宅で行っていますか?
使用している機材(ソフト、ミキサー、スピーカー、ヘッドフォン、etc)を教えてください。
ソフトの機材とハードの機材では、価値観が異なりますか?
過去にLive中に機材に火をつけてバットか何かで機材を破壊していましたが、何故Live中に機材を壊したのでしょうか?

A. 楽曲制作は、だいたい自分の新スタジオでやってる。そのスタジオは、ちょうど数ヶ月前に完成したばかり。

スタジオのソフトはLogic、Ableton9、Nuendo、Protools
ミックスダウンには、デジタルライトパイプでヤマハのDM2000 VCMミキシングボードに接続された
Apollo Quad from Universal Audioを使用してる。
generic 8250のモニタースピーカーと、同じくgenericのサブウーファーでミックスする。

外出先では、JH-AudioのJH-16でミックスしてる。
JH-16は、インイヤータイプのモニターイヤフォン。
いろんなヘッドフォンを使ってきたけど、これが一番しっくりきてる。

壊したキーボードに関してだけど、あれはOpenLabsのNeko synthだね。
実は、あのキーボードは自分のじゃないんだ。

あれは試作品のキーボードで、スポンサーが集まるパーティーで敢えて壊すように頼まれたんだ。
会社のオーナーから、あんな風に演奏を終わらせるように頼まれてね。
どのくらいの熱と打撃によって動かなくなるのかを見たかったんだって。
とはいえ、殆どの人たちは、あれは僕のだと思ってたみたいだね。


Q16, 最もルックスが美しいと感じる機材は何ですか?

A. Teenage EngineeringのOP-1だね。極小で、とてもパワフル。しかも、デザインも独特。
小型で扱いやすいって最高だよね。
更には、素晴らしいシンセシスモード内蔵のサンプリングエンジンも面白いときた。
外出先では、最高の仕事場になるし、MacBook Proのポータブルコントローラーとしても素晴らしい。


Q17, 貴方のデビュー当時(90年代)より、今は多くの機材があり、楽曲制作も簡単に行えるようになったと思います。

貴方の頭の中にある音は現在の技術で全て再生可能になりましたか?
貴方にとって良い音の定義とは?

A. 僕は現在、相当の数の機材を持っているけど、とりわけ全部を同時に使うことは無い。
自分のスタジオに行けば、あちこちの機材を使ってレコーディングする。

でも今は大体、何をするにもパソコンを使ってる。
PCと良いマイクとキーボードコントロ−ラーさえあれば何でも出来るから。
それさえあれば、充分だと思う。

何より大事なのは、それら機械を扱う人間と、その人間が産み出すアイデアだと思うんだ。
クリエイティブな頭があって初めて、機材は生きる。

現在の技術によって、僕の制作は迅速さと面白さを増したと思う。
僕の頭の中にある音は、現在の技術によってかなり再生しやすくなってる。

僕が問題だと思うのは、現在の技術によって選択肢が増えすぎてるってこと。
選択肢が多すぎると、何を使うかを決めるのに時間を使いすぎちゃって、なかなか本題にたどり着かないんじゃないかな。

だから、良い音を作るためには、一度に使うものを、ほんの数ツールに制限すると良い。
限られたツールに精通して、それで何が出来るかを知る。
色んなものを一気に使おうとするよりも、その方がよっぽどクリエイティブになれて良い音が出来ることに気がついたんだ。


Q18, 今後のリリーススケジュールを教えてください。

A. アルバムを一枚リリースする予定がある。モジュラーの録音素材だけを使ったものになるはず。
少し前にちょうど、メイク・ノイズ・レコーズからリリースがあった。

限定版のクリアバイナル(7インチ)、2部構成。でもちょうど完売したっぽい。
EPのタイトルは、Creature EP。完全にMakeNoise Modular system上だけで録音してて、
PCもドラムマシーンも一切使っていない。

僕にしては、とてもアブストラクトなレコードだったけど、
この手のアルバムは全体的にこんな感じでいこうかと思っている。

サウンドデザイン系の企画も多数進行中だ。
Waldorfの新しいiOSシンセサイザーであるNaveの仕事も、ちょうど済んだところ。
リリースされるのが待ちきれないよ。

Nave用に、新しい音を100種以上も作った。すごく興味深いシンセサイザーだよ。
Elektronが開発したOctatrackのサンプラー用のライブラリも新たにリリースする予定。
これらのユニークなサウンドコレクションによって、ユーザーが更にOctatrackをフル活用できることになる。

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インタビュー/文:Hz Staff 翻訳:Kyoka
※このインタビューは2013年5月15日に行われました。